乳酸菌といえば、すぐに思い浮かぶのはヨーグルトですが、これは動物性の乳酸菌の仲間です。もうひとつ植物性の乳酸菌もあるのはご存知ですか?
最近は飲むタイプの植物乳酸菌も店頭で見掛けますね。実は植物性の乳酸菌は漬け物や納豆などわたしたちに昔から馴染みの深い身近な食品なのです。でも植物性の乳酸菌の乳酸菌の違いは何でしょうか?
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌の違いは?
植物性の乳酸菌は野菜、豆、米、麦などを発酵させる乳酸菌です。漬け物、キムチ、納豆、酒などがこれに該当します。植物性乳酸菌のエサとなるものは植物に含まれるショ糖、果糖、ブドウ糖、麦芽糖です。
一方動物性乳酸菌は、ヨーグルトやチーズなどの食品で、エサとなるものは乳糖です。
乳酸菌の効果として広く知られているは腸内環境を整える整腸作用ですが、植物性乳酸菌の中には免疫賦活作用を確認されているものもあり病気になりにくい身体にする効果が期待されます。(以上カゴメ食品植物性乳酸菌大学より)
また植物性乳酸菌は動物性乳酸菌に比べ栄養が少なく、低温だったり、塩分が多い環境でも育つ強さがあることが生きて腸まで届く力があると考えられてます。
肥満気味の方は腸内フローラが乱れていることが多いこともわかってきたそうなので腸内環境を整えることが、ダイエットにもつながっていくかもしれません。
また便通を整えることも体重管理にも効果的ですし、何よりも乳製品よりも野菜などの発酵食品の方がカロリーは控えめですよね。
冷蔵庫でぬか漬けをつくろう
今回使用したのは、そのまま使えるぬか床1キロ。ジッパー付きのぬか床です。
では、漬ける野菜を選んでみましょう。
きゅうり、ニンジン、ナス、変わりどころでゆで卵。燻製卵みたいにならないか期待のもとに入れてみました。
素材によって漬け込む時間が違うようです。一番早く漬かるのは。このぬか床だときゅうりで12時間~18時間とのこと。12時間を目途に漬けてみて足りなかったら時間を足していくといいと思います。
ナスは縦に半分に切って16時間から22時間ほど。卵は24時間ほど漬けてみました。ミョウガは12時間から24時間漬けました。ニンジンも縦に半分で24時間が目途です。あとは冷蔵庫に入れるだけ。
卵は燻製のような風合いで、ニンジンは歯ごたえが残った感じに漬けあがりました。
漬けるものはその旬の野菜を工夫したり、使い残しの野菜などを無駄なく使い切るのにも保存食にも便利です。
オクラとベビーコーンもぬか漬けにしてみました。
オクラは12時間ほど、ヤングコーンは24時間ほどで漬かりました。ナスはぬか床の底で忘れられておりちょっと漬かりすぎたのですが、すだちなどをかけるだけで醤油なしで食べられました。失敗しながらのぬか漬け体験です。
まとめ
ぬか漬けはぬか床をダメにしてしまったり、管理が難しいイメージでしたが、冷蔵庫で簡単にぬか漬けを作れるようになり、余った野菜の利用としても、保存食としても手軽であることに気づきました。お酒のお供に野菜のピクルスもよく作りますが、これからは、ぬか漬けもレパートリーに加えようかと思います。
あなたも、おうち時間でぜひぬか漬けづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。