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毎日の入浴は入浴剤で効果的に!入浴剤は欲しい効果によって選ぼう

毎日の疲れを癒すために欠かせないバスタイム。最近はおうち時間が増える中で、1日の切り替えとして入浴をしている方もいるのではないでしょうか。

湯船にゆっくりとつかるだけでも様々な効果が期待できますが、入浴剤を使うことでその効果をさらにアップさせることができます。

入浴剤にはたくさんの種類があるので、効果別の選び方についてチェックしていきましょう!

入浴の効果

入浴には大きく「温熱」「水圧」「浮力」の3つの効果があります。

全身の血行を良くし、身体を芯までしっかり温めることで、老廃物や疲労物質を体外へ排出。全身へ水圧がかかるので、リンパの流れも良くなります。また、胸部への水圧がかかると肺の容量が小さくなり、自然と呼吸数が増加。心肺機能を高めることができるのです。

さらに水の中では身体が浮いた状態になり、筋肉や関節への負担が軽減されます。それにより脳への刺激も減少するため、気持ちが落ち着き、リラックスすることができます。

入浴剤の種類別の選び方

種類

入浴剤は大きく5種類に分類できます。

・無機塩類系(粉末)

・炭酸ガス系(タブレット)

・生薬系(粉末、生薬入り)

・スキンケア系(液体)

・クール系(粉末、タブレット)

それぞれ効果によって選ぶことができますが、特に炭酸ガス系は人気が高いです。

店頭では多くの入浴剤が販売されているのでいざ選ぶとなると迷ってしまうかもしれませんが、ぜひ自分に合ったものを選んでみてください。

選び方

無機塩類系→身体をしっかり温めたいとき

無機塩類系の入浴剤には、塩類(ミネラル)が多く含まれています。この塩類が肌の表面に保護膜を生成、保温効果を高めます。お風呂から出た後も身体が冷めにくくなります。

炭酸ガス系→疲れが気になるとき

お湯に入れると発泡するタイプの入浴剤。お湯の中に溶け出した炭酸ガスは、皮膚から吸収され血管を拡張、全身の新陳代謝を高めてくれます。老廃物や疲労物質などが体外へ排出されやすくなるため、1日の疲れをやわらげることができます。

生薬(薬用植物)系→肩こり、腰痛、肌荒れが気になるとき

商品によって配合されている生薬が異なるため、記載されている効果効能をチェックしてみましょう。生薬についてはまだ研究中の部分も多くありますが、歴史が古く、国内外で医療役として注目されています。

生薬の香りにはリラックス作用があるとも言われているので、気持ちを落ち着かせたいときにもおすすめです。

スキンケア系→肌を保湿したいとき

うるおい成分がたっぷり配合されたスキンケア系は、肌を柔らかくし、保湿成分を肌内部まで浸透させてくれます。

背中など自分ではなかなかケアしにくい場所も一気にケアできちゃうので、乾燥が気になるときは、入浴しながら保湿ケアができるのでおすすめです。

クール系→さっぱりしたいとき

特に夏など、暑い時期はメントールが配合されたものを選ぶと、気持ちよく入浴をすることができます。

夏など暑い時期は、室内外の気温差も大きく自律神経が乱れがち。特に冷房のきいた部屋に長時間いることで、身体が冷えてしまう原因にもなります。このような状態だと身体に大きな負担がかかり、リラックスをするのが難しくなってしまいます。

夏こそぬるめの温度でもしっかり湯船につかり、気分をリラックスさせていきましょう。

最後に

入浴はそれだけでも多くの効果が期待できるため、なるべく毎日湯船につかるのがおすすめです。入浴剤を体調や気分などによって使い分ければ、毎日のバスタイムがさらに楽しくなるので、ぜひお気に入りの入浴剤を見つけてみてくださいね。

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