忙しい毎日を過ごしていると、食事の栄養バランスが乱れて健康管理が不安になることがありますよね。
今回ご紹介する「マクロビオティック」は、植物性素材を中心にした食事を心がけることで、カラダとココロ、環境にもやさしい食生活が叶う、話題のメソッド。
マクロビオティックの3つの定義、メリットを詳しくご紹介します。
マクロビオティックとは?
日本の伝統食を取り入れることを基本としているマクロビオティック。
- 長い、大きいという意味の「マクロ」
- 生命という意味の「ビオ」
- 方法、術という意味の「ティック」
がドッキングした食生活を指します。
また取りすぎることで健康や環境面によくない影響を与えてしまう動物性素材を避け、無添加の野菜や根菜、玄米などをメインにすることが基本。
そのためマクロビオティックは、栄養バランスと環境にも配慮した理想的な食生活を叶えることができるのです。
マクロビオティックの3つの定義とメリット
植物性素材は動物性食品に比べて、ビタミンやミネラル、食物繊維など健康に必要な栄養が豊富に含まれているため、マクロビオティックが世界的に注目されるようになっています。
マクロビオティックには、
- 身土不二
- 一物全体
- 陰陽調和
という3つの定義があります。
「身土不二」とは、季節ごとに旬な食べ物を摂るという意味。
夏はカラダを暑さから守る水分の多い食べ物が旬となり、寒い季節はカラダを温める水分の少ない植物素材が旬になるため、身土不二は季節ごとの変化に応じた食生活が実現します。
代わって「一物全体」は、植物性素材の皮や根、葉や茎もまるごと食べるという意味。
身部分よりも皮や葉、根などに栄養が豊富な素材が多く、まるごと食べることで栄養バランスと食材を無駄にしない環境配慮につながります。
野菜の茎や葉、根や皮を無駄なく使った調理法、「ベジブロス」がブームになっているように、一物全体は環境や健康管理の理に適った食生活が実現!
3つめの「陰陽調和」は、カラダを熱から守る水分の多い陰性の食べ物と、体内に熱を溜め込む水分が少ない陽性の食べ物をバランスよく補うという意味があります。
陰陽調和を心がけることで、その時々の体調不良や不足している栄養に合わせた食生活ができ、健康や生活の豊かさにつながるメリットがありますよ。
おわりに
カラダとココロ、環境にもやさしい食生活が叶うマクロビオティック。
外食続きや乱れた食生活で栄養バランスが不安な時は、マクロビオティックをプラスし、健康的な心身と豊かな食生活を叶えてくださいね。