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干し鱈なしでも作れる簡単ジャガイモのマンテカート

北海道産のおいしそうなジャガイモをいただいたので、干し鱈はないのですが、簡単なジャガイモのマンテカートを作ってみたくなりました。ツナ缶やサバ缶、または鮭缶で作ろうかと思いましたが冷蔵庫の中にイカがあったので、今回はイカで作ってみました。

干し鱈で作る場合は水で戻した後ほぐして、牛乳やワインなどで煮詰める工程があるのですが、イカを使うのでイカに火を通すだけで潰したジャガイモと和えるだけの簡単レシピです。

マンテカートとは

マンテカートをご存じですか?イタリア ヴェネツィアの郷土料理で「バッカラ・マンテカート」とも言います。「バッカラ」とは「干し鱈」、「マンテカート」は「よく練る、こねる」という意味です。

伝統的に干した鱈を水で戻してオリーブオイルと塩、ハーブ、ニンニクと一緒にすり鉢で摺ったパテでカリカリに焼いたバゲットに塗って食べます。また干し鱈だけで作るパテではなくジャガイモと一緒に煮て潰すマンテカートもあります。マッシュポテトの具入りという感じでこちらもバゲットによく合うパテになります。

材料

①ジャガイモ           2個

②セロリ茎            1本

③イカ(内蔵処理済み)      1杯  

④塩、胡椒            適量

⑤オリーブオイル         大さじ1

⑥白ワイン            大さじ2 

⑦ニンニク            1/2カケ

⑧レモン汁            大さじ1

作り方

1)ジャガイモは皮を剥き、5ミリほどにスライスしておく。

2)塩少々を入れて湯を沸かしジャガイモを茹でる。

3)茹で上がったら湯を切り熱いうちに塩胡椒をして潰しておく。

4)湯を沸かしイカを切らずに入れて茹でる。

5)茹で上がったイカは細かく刻み、塩胡椒、レモン汁大さじ1、オリーブオイル大さじ1、ニンニク1/2を摺り下ろしたものを加え軽く和える。

6)茹でて潰したジャガイモに先程の和えたイカを汁ごと入れる。

7)最後に細かく刻んだセロリを入れてよく混ぜ合わせる。

8)バゲットやクラッカーに塗って出来上がり。

まとめ

お野菜などにトッピングしてもおいしいですし、チーズや生ハムなどと一緒にワインのお供にしてもいいですね。

イカを使ったのでかなりの時短になりましたが、時間があれば、缶詰の魚を煮込んでお魚主体のパテを作ってみたいとも思います。塩味の強い魚の場合は干し鱈を煮込む時のように、セロリの葉など野菜と一緒に牛乳で煮込むとコクが出ておいしいです。

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