注目キーワード

外出自粛中の強い味方!買い置きに便利な冷凍野菜の栄養価

新型コロナウイルスの感染拡大防止対策で、スーパーやコンビニへお買い物に出向く機会を減らしている方が多いのではないでしょうか?

外出自粛によっておうち時間が増える状況で、非常に便利なアイテムの1つとなる冷凍野菜。自宅にストックできて時短調理にも役立ちます。しかし、気になるのは冷凍することで栄養が損なわれていないか?

そこで、今回は冷凍野菜の栄養価や鮮度についてご紹介いたします。

冷凍野菜は栄養価が高くてフレッシュ!

外出自粛中の強い味方!買い置きに便利な冷凍野菜の栄養価

結論からいうと、冷凍野菜の栄養価は非常に高いです。場合によっては、生野菜よりも栄養価が高く、味や風味も上回るということもあります。

なぜ、そんなことが起こるのか?その秘密は、冷凍野菜の一般的な製造工程に隠されています。

市販の冷凍野菜の製造工程

  1. 旬の時期に収穫
  2. ブランチング
  3. 急速冷凍
  4. 適正な温度で保管

野菜の栄養価が最も高いのは旬の時期

冷凍野菜に使われる野菜は、旬の時期に収穫されたものが使用されます。旬の時期の野菜は最も栄養価が高く、美味しく食べられる時期です。

生野菜の栄養価&鮮度を保つブランチング

ブランチングとは、野菜を湯に漬けて行う加熱処理のこと。生野菜は、時間が立つと空気に触れて酸化したり、呼吸することで栄養価が落ちたりしてしまいます。冷凍野菜はブランチングをすることで、野菜の品質を保持したまま凍結することが可能です。

冷凍野菜は凍ったまま使うことで栄養をキープ

外出自粛中の強い味方!買い置きに便利な冷凍野菜の栄養価

1年を通して最も栄養価の高い「旬」の時期に収穫し、ブランチング後に凍結することで野菜本来の実力がキープされている冷凍野菜。

しかし、間違った方法で調理してしまうと冷凍野菜の栄養を存分に取り込むことはできません。正しい方法は、調理時に凍ったまま使用すること。

例えば、ブロッコリーやほうれん草などの水溶性ビタミンを多く含む野菜。水溶性ビタミンは文字通り「水に溶けやすい性質」を持っています。そんな性質を持つ野菜を常温で自然解凍した場合、解凍時に野菜から流れ出る水分とともに大事な栄養まで流れ出てしまいます

冷凍野菜を調理する時は、凍った状態のまま炒めたりスープにしたりして、持っている栄養を損なわないように気をつけましょう。

冷凍野菜の栄養価まとめ

今回は、冷凍野菜に含まれる栄養価についてご紹介いたしました。冷凍野菜は、素材本来が持っているポテンシャルを損なわないように様々な工夫がなされています。

栄養価が高く、味も良い「旬」の時期に収穫した野菜に下処理を加えて急速冷凍しているため、場合によっては生野菜よりフレッシュかつ栄養満点ということも。

外出自粛が続く中、東京都では3日に1回ペースのお買い物が推奨されています。この機会にぜひ、保存がきいて栄養価も高い冷凍野菜を取り入れてみてくださいね。

外出自粛中の強い味方!買い置きに便利な冷凍野菜の栄養価
最新情報をチェックしよう!