
イタリアの伝統料理のポルペッテ(Polpette)をご存じですか?固くなったパンをお湯で柔らかくして挽肉に混ぜてミートボールにしてソースに絡める家庭料理です。私も固くなってしまったパンやサンドイッチを作った時のパンのミミを冷凍しておいてよく作ります。今回はトマトソースで作ってみましょう。
1)食料が不足していた時によく作られたポルペッテ
2)材料・作り方
3)まとめ
食料が不足していた時によく作られたポルペッテ
ポルペッテは、肉団子という意味で、イタリアの家庭でもレストランでもよくみかける料理です。私たちがよく知ってるミートボールとどう違うのかというと明確な違いはないようです。イタリアでは、ブロードという野菜や魚などでとった出汁をベースに煮込むこともありますが、よく作るのはトマトソースで煮込むタイプのようです。イタリアらしく、パルメザンチーズを挽肉に練り込んだり、ハーブを混ぜ込んだりする場合もあります。
私たちもハンバーグを作るときに、パンやパン粉を混ぜることがありますが、ポルぺッタにも固くなってしまったパンをミルクやお湯でふやかして混ぜ込みます。固くなってしまったパンを無駄にしないために作る料理でもあるようです。日本でも冷やご飯や固くなったご飯を雑炊などにしてふやかして食べますが食材を大切にするのは万国共通ですね。
また戦時中など物が不足していた時期にもよく作られていたようです。その時期は、パンでかさ増しをする意味が強く、挽肉よりパンの方が多かった節約料理だったエピソードをイタリア人の友人に聞いたこともあります。
材料・作り方(2人分)
①挽肉 (豚・牛) 200g
②ロールパンくらいのパン 1個~2個
③タマネギ 1/2個
④ニンニク 1カケ
⑤トマトピューレ缶 1/2
⑥塩胡椒 適量
⑦オリーブオイル 適量
⑧パルメザンチーズ 大さじ2
⑨卵(なくても可) 1個
⑩ワイン(赤) 1/2カップ(50CCくらい)
1)固くなったパンをお湯または水でふやかし、水分を絞っておく。
2)ボールに挽肉、パン、卵、みじん切りのタマネギ、パルメザンチーズを加 え、塩胡椒をしてよくこねる。(卵を入れて挽肉がゆるいようだったら、パンの量を調整するかパン粉をいれてください。)
3)挽肉はピンポン玉くらいにまるめておく。
4)鍋またはフライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクを焦がさないように炒めニンニクは取り除く。
5)ミートボールを入れて転がしながら表面を炒める。
6)トマトピューレとワイン、塩胡椒を加え15分ほど蓋をして煮込む。トマトソースを焦がさないようにまた水分はすべてとばさないようにする。

バゲットと一緒に食べるとおいしいです。

たくさん作った時は翌日、ペンネのソースとして食べることもあります。

まとめ
日本のミートボールと大きな違いはないのですが、バゲットなど固くなった時にパン粉にしたりして使ってましたが、水やミルクでふやかしてから挽肉でポルペッテを作るようになってからはバゲットも無駄なく使い切るようになり、我が家の定番メニューになりました。パスタソースとしても使えますので是非お試しください。