産後は自身と赤ちゃんの健康に気を配りつつ、家事やプライベートの予定もこなす必要があるため、心身ともにストレスを感じることがあるのではないでしょうか?
産褥体操は産後のデリケートなカラダとココロを癒し、バランスを整える手軽でカンタンなメソッド。
産褥体操の詳しい効果やおすすめの方法をさっそく見ていきましょう。
そもそも産褥体操って?

産褥体操は、産後1ヶ月程度の早いタイミングから始められる、デリケートな心身を癒しカラダのコンディションを整えるカンタンな体操のことを言います。
赤ちゃんを寝かしつけながらできるメニューが多く、産後1ヶ月のゆらぎやすい心身にも負担のかからない運動ばかり。
運動不足や骨盤の開き、膣のゆるみなど、産後あるあるの悩みをスキマ時間を有効活用してケアできるため、産婦人科医も推奨している産後ケアとなっています。
産褥体操の気になる効果とは?
何かとストレスや不安が募りやすい産後1ヶ月程度に手軽に実践・継続できる産褥体操。
その気になる効果は、
- ストレス解消、癒し
- 悪露の排出
- 冷え、むくみの改善
- 骨盤や膣の引き締め
があります。
産褥体操をすると育児や家事の忙しさから心身を解放し、気分転換や癒しを得ることができます。
また出産によって開いた子宮がもとに戻る過程で分泌が増える悪露を排出し、カラダの内側からすっきりしたコンディションに整う効果も。
安静にしていること多い産後1ヶ月も産褥体操を習慣にしておくと、
- 血行を促し冷えやむくみの緩和
- 筋肉強化
- 骨盤や膣を引き締めてボディバランスを整える
ことができますよ。
産褥体操のやり方

育児や家事、赤ちゃんの寝かしつけのタイミングで手軽にできる、おすすめの産褥体操とやり方、効果をまとめてみました。
- あぐらをかき右手を上に、左手を横にまっすぐ伸ばす
- 右手を左手につけるように上体を横に倒していく
- 反対側の手も同じように行い、5回繰り返す
- 仰向けになり両膝を立てる
- 腹筋、腰、お尻を意識してゆっくりと持ち上げ10秒キープ
- 5~10回繰り返す
上記の産褥体操は上半身・下半身をまんべんなく動かして血流UPや腰痛の緩和、骨盤の引き締めにアプローチできます。
決して無理をせず、心身のコンディションに負担がかからない回数を調整し継続実践してくださいね。
まとめ

産後は出産前とカラダ・ココロの状態ががらりと変わることがあるので、産褥体操を習慣づけておくと心身のバランス調整に役立ちます。
赤ちゃんの健康と成長を守りながら産褥体操を始めて、有意義で健康的な毎日をお過ごしくださいね。