家事やお仕事の合間に休息を取っていても、イライラや重い疲れがリセットできないと悩んでいませんか？
そんな不調はもしかすると、心身の健康に深いかかわりのある鉄分不足が原因かも？
今回は鉄分と心身の健康との関係性、上手な摂り方や摂取時の注意点を詳しくお伝えしてみたいと思います。
鉄分と健康の関係性
忙しい毎日を過ごす女性にこそ積極的に補ってほしい鉄分ですが、女性は特に生理の関係でこの栄養成分の不足が顕著だと問題視されているんです。
鉄分がイライラや重い疲労をリセットすることに役立つのは、
- セロトニン、ドーパミンといった神経伝達物質を生成するため
- 疲労物質を流すヘモグロビンの生成にかかわっているため
- 体内に新鮮な酸素を取り込み、循環のバランスを整えるため
という働きがあるからなんです。
鉄分不足が常態化してしまうと、
- 前向きでハッピーなメンタルを保持する幸せホルモンの分泌が低下
- ヘモグロビンが持つ疲労回復作用が活きなくなる
という状態に変わり、イライラや疲れやすさが常態化しやすくなるのです。
イライラや重い疲労は鉄分摂取でリセット！上手な摂り方と注意点
女性がイキイキと過ごすために必要な鉄分について、ここでは上手な摂り方と摂取時の注意点を一緒に見ていきましょう。
ヘム鉄・非ヘム鉄の両方を補う
鉄分には、
- 肉、魚、卵など動物性食品に多く体内への吸収が早い「ヘム鉄」
- 大豆製品、ホウレン草、小松菜などの食べ物に含まれ吸収がゆるやかな「非ヘム鉄」
のふたつが存在しています。
両方の食べ物を補うことで鉄分不足が時短でリセットでき、イライラのケアや疲労回復に役立つタンパク質やビタミンB群、食物繊維などもバランスよく摂取できますよ。
ビタミンCと一緒に補う
野菜やフルーツに含有が多いビタミンCは、体内への鉄の吸収が穏やかな非ヘム鉄の吸収を助けると言われています。
ビタミンCは鉄分の吸収を高める体内の還元効率を良くするため、非ヘム鉄食品を摂る時はビタミンCの多い野菜や果物と一緒に補いましょう。
カフェイン・タンニンの摂り過ぎに注意
お茶類、コーヒーに含まれているカフェイン・タンニンは、鉄分の種類にかかわらずに体内への吸収を悪くすることがわかっています。
鉄分を取る際にはカフェイン・タンニンを一緒に摂らないように気を付け、お茶やコーヒーなどは鉄分摂取後2～3時間程度おくことがおすすめですよ。
まとめ
ストレスや疲れ知らずの心身のために、鉄分はカラダの内側からアプローチできる積極的に摂りたい栄養素！
今日からの食生活に鉄分をしっかり摂り入れながら、仕事も家事もサクサクこなすパワフルなカラダとココロを目指していきましょうね！
