春になると気になるのが花粉症。花粉症の症状は人によってさまざまですが、日が落ちた夜から朝起きたときにかけてひどくなる方もいるのではないのでしょうか。
夜に症状があると不眠の原因にも。今回は夜から朝にかけてひどくなる花粉症の原因や対策方法、花粉症シーズンを気持ちよく過ごすための方法について説明します。
花粉症が夜にひどくなる原因
帰宅時に外から花粉を持ち込むと、室内に花粉が滞留し夜間でも花粉症の症状が出てしまいます。花粉は衣類だけではなく、髪や肌にもつきますので窓を閉め切っているのに症状が出る場合は知らない間に花粉を部屋に持ち込んでいる可能性があります。
また、薬を朝から飲んでいる方は時間が経つとだんだん薬の効果が消えてしまいます。薬の効果が切れた夕方から夜にかけて症状が再発するため、花粉症に悩まされます。
花粉症が朝にひどくなる理由
朝起きたときに鼻水やくしゃみが止まらなくなる時ありませんか。実は花粉症は朝に症状が強く起きる人もいます。
夜間床の上に落ちた花粉やハウスダストを吸い込み、布団をたたむときにアレルゲンが舞い上がるためといわれています。夜から朝にかけての花粉症対策は辛い症状を軽くするために重要です。
花粉症を軽くして気持ちよく寝るためのポイント
花粉のシーズンに布団やシーツ、枕カバーを外干しすると花粉が付着してしまいます。花粉のシーズンはできるだけ部屋干しするようにしてくださいね。室内に入る前に衣服や髪の毛についた花粉をしっかり落とすのも重要です。
こまめに掃除をすることで室内に入った花粉も除去できます。寝る前にハーブティーを飲むと、粘膜の血流がよくなるので鼻づまりにおすすめです。薬を寝る3時間前から30分前に飲むようにすると、朝からの発作対策にも便利でしょう。
就寝時への花粉症対策をすることで、朝からの症状も防げるのでぜひ心がけておくといいですよ。
花粉症を悪化させる習慣
花粉症対策には規則正しい生活が大事です。快適な睡眠のためにも寝る前のスマートフォンも控えるようにしましょう。春はお酒を飲む機会が増えるシーズンですが、アルコールは血管を拡張させてしまうため鼻づまりが悪化してしまうことも。
おつまみの食べ過ぎも免疫力が下がるため、花粉症シーズンはお酒も程々にしてくださいね。
まとめ
日中に多くの花粉を吸い込んで症状が強く出る場合があるので、日常の花粉症対策をしっかりおこなうのが快適な睡眠へのカギです。花粉の飛散量が多い時期は窓をしっかり閉めておいてくださいね。
