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ぎょうざの皮で作るラザニアとおつまみでおうち呑みを楽しもう

みなさん、ぎょうざの皮が残ったときはどうされてますか?安くて手軽に使えて生の状態のぎょうざの皮ですが、ぎょうざ以外の使い道って考えたことありますか?

懇意にしているイタリア人のお友達にぎょうざの皮は手作りしますか?作り方知ってますか?と聞かれ、あまりに手軽に手に入るために作るということは考えたことがありませんでしたし、もちろん作り方も知らないと答えました。

しかし同時に、これはもったいないなと思い立った次第です。イタリアのお母さんはパスタやパン生地、ピザ生地を手作りされる方も多いのでその友人も私に作り方を聞かれたと思いますが、生状態で冷蔵で販売されているぎょうざの皮は実は優れもの。

活用しないのはもったいないと思いました。そこで今回はぎょうざの皮でイタリア料理の簡単ラザニアを作ってみました。同時にぎょうざの皮で作る簡単おつまみもご紹介します。

ぎょうざの皮とラザニアの生地の違い

ぎょうざの皮で作るラザニアとおつまみでおうち呑みを楽しもう

ラザニアとは板状のパスタのことで、乾燥した状態で売られています。パスタのように下茹でが必要ですが、最近は下茹で不要でソースの水分を使ってオーブンの中で柔らかくなるタイプや冷凍のものなど使い易くなっています。

ぎょうざの皮は薄力粉と塩だけでもできますが、伸びが悪く包みにくかったり、水ぎょうざにすると破れてしまったりするので、やはり強力粉か強力粉と薄力粉を混ぜてそれに塩を加えて作ることが多いようです。

ラザニアは、セモリナ粉とオリーブオイルで作りますが、強力粉でも代用できるので、基本的にはぎょうざの皮に似てるところがありますね。

しかし、セモリナ粉はデユラム小麦といってパスタに適した小麦の品種で作られており、うどんやケーキやパンに使われる小麦粉と違い茹でたときに弾力があり形が崩れにくいのでパスタに適しています。

見た目の特徴としては、うどんとは違い黄色です。パスタやラザニアが黄色いのはその小麦粉のせいだったのですね。

ぎょうざの皮は生で手に入る上にラザニアより薄いのでソースのかかってないところもパリッとして香ばしく食べやすいので気軽に使えると思います。ラザニアはしっかりソースをかけないと堅くてたべることはできません。

スキムミルクを賢く使おう

さて、ラザニア作りで悩ましいのは、ホワイトソース作り。小麦粉から作るとダマになったりと、ラザニア作りのネックになりますよね。今回はスキムミルクを溶かして使い、かけるだけの簡単なホワイトソースで手軽さを追求します。

スキムミルクとは脱脂粉乳のことで、水に溶けやすいので使い勝手がいいものです。また、ほのかに甘みもあるので、風味もよくなります。

パン作りに使うことが多いのですがスープ作りにも使えます。今回はスキムミルクを溶かして塩胡椒したものをホワイトソースとして使います。

ミートソースを作った翌日はラザニアを作ろう

ぎょうざの皮で作るラザニアとおつまみでおうち呑みを楽しもう

ミートソースを作るときは思い切って多めに作ってみませんか?翌日にオムレツにしたり、一人分のランチに手軽にラザニアを作ったり重宝します。もちろん缶詰や瓶詰めでもいいですよ。

今回は1人前を餃子の皮9枚で作ります。まず、一人分の焼き皿にうすくオリーブオイルを塗りぎょうざの皮を3枚並べます。

その上に、ミートソース、ナチュラルチーズを乗せ、溶いたスキムミルクに軽く塩胡椒で味付けたソースをかけます。

さらにこの上にまた3枚のぎょうざの皮を乗せ、同じことを繰り返し、180度のオーブンで約10分ほど焼きます。

スキムミルクは比較的サラサラの状態で使うのであっさりして食べやすくなります。

具材を工夫して揚げたぎょうざはおしゃれなおつまみになる

ぎょうざの皮が余ったときに作るのが表面をカラッと焼いた揚げぎょうざです。今回は小さめのジガイモを5ミリ角に刻み、ニンニクで炒めたものにアンチョビと砕いたピスタチオを混ぜたものを作りました。

具をぎょうざの皮に包み表面をカラリと揚げ焼きしてみました。

ローズマリーで香り付けした白ワインでひとり家呑みにもピッタリです。

まとめ

ひとりランチやひとり家呑みは、手軽に!でもやはり楽しみながらがコツのようです。生地やホワイトソースもひとりならではの力を入れない作り方を考えることで、ラザニアの生地とホワイトソースでなければいけないという思い込みから自由になれます。

もちろん家族やお友達にも好評でしたので定番料理にもしたいと思います。みんさんも是非お試しください。

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