緊急事態宣言が全国規模に拡大されて外出自粛が続く中、イライラしたり緊張状態が続いたり、なにかとストレスを抱えている方が多いのではないでしょうか？
そこで今回は、おうち時間を少しでも明るく過ごせるために、ストレスを軽減してくれる食べ物を栄養素別にご紹介いたします。
ストレス軽減に効果的な栄養素
- トリプトファン
ストレス軽減の強い味方「セロトニン」の材料。セロトニンは、別名「しあわせホルモン」とも呼ばれる脳内ホルモンの一種で、ストレスを感じる時に活躍してくれます。
- ビタミンB群
「疲れやすい」、「ボーッとする」。そんな時は、ビタミンB群の不足が考えられます。ビタミンB群は、どれか1つだけでなく総合的に摂ることで連動して効果を発揮します。
- ビタミンC
ストレスに対抗する抗ストレスホルモン「コルチゾール」の材料。
※コルチゾールは過剰に摂取すると、免疫力が低下するともいわれています。
- ビタミンE
抗ストレスホルモン「コルチゾール」の生成に深く関わっており、ビタミンCと協力し合ってストレスに立ち向かってくれます。
- カルシウム
イライラしやすい方に必須となる栄養素。人間のカラダの調整役・司令塔を務めるミネラルの一種で、カルシウムが不足すると神経が興奮しやすくなります。
ストレス軽減に効果的な栄養素を含む食べ物
- 大豆製品・乳製品（トリプトファン）
納豆や豆腐などの大豆製品、チーズや牛乳などの乳製品に多く含まれるトリプトファンは、たんぱく質を構成する必須アミノ酸の1つ。トレーニングをした後に飲むホエイプロテインにも多く含まれています。
- 卵・豚肉（ビタミンB群）
卵や豚肉に多く含まれているビタミンB群。ストレスをやわらげるだけでなく、脳をスッキリさせたり疲労回復を促したりしてくれる重要な栄養素です。
- 赤パプリカ（ビタミンC）
赤パプリカ 1/3個で、1日に必要なビタミンCを摂取できます。ビタミンCは、美肌の強い味方「コラーゲン」の生成をサポートする役割も持っています。
- アーモンド（ビタミンE）
ビタミンCと協力し合ってストレスに対抗。ビタミンEを多く含むアーモンドは栄養の塊で、アンチエイジングにも効果的なスーパーフードの一種です。
- 牛乳・チーズ（カルシウム）
牛乳やチーズに多く含まれるカルシウム。イライラしやすい時は心を落ち着かせるカルシウムが効果的です。牛乳を飲むとお腹をこわす人も、チーズなら平気という方も多いでしょう。
ストレス軽減に効果的な食べ物まとめ
今回は、ストレス軽減に効果的な食べ物をご紹介いたしました。大豆製品や野菜・乳製品など、スーパーで買える食べ物でたまったストレスを軽減させることができます。
緊急事態宣言発令で外出自粛を余儀なくされる中、少しでもイライラや緊張感をやわらげるために、ぜひともストレス軽減に効果的な食べ物をカラダに取り入れてみてくださいね。
