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ギーバターを手作りして自家製バターコーヒーを楽しもう!

Ghee(ギー) バターとは

バタ-コ-ヒ-をご存じですか?飲んだことあったり、耳にしたことがある方も多いと思います。このバタ-コ-ヒ-に使われているのがギ-バタ-です。

ギ-バタ-とはマカーンと呼ばれる発酵バターを煮て溶かし、沈殿物を取り除いたバターオイルのことです。。ギーは乳脂肪のみからなり、インドでは食用の油として、カレーなどにも使われるオイルです。

Ghee(ギー)は、バターをじっくり煮詰め、タンパク質・水分・不純物を取り除いた純度の高い上澄みバターですが自宅でも簡単に作れます。おうち時間で作り置きして、バタ-コーヒ-以外にも様々なお料理にいかがでしょうか。

Ghee(ギー) とバタ-の違いは?

さて、バタ-から純度の高いギ-バタ-が作られますが、バタ-との違いはどんなことでしょう?

①飽和脂肪酸の中でもココナッツオイルに多く含まれる中鎖脂肪酸がバタ-より多いが逆に動物性食品に含まれる長鎖脂肪酸は少ない。

②オリ-ブオイルに多く含まれるオレイン酸がバタ-より多い。

③不飽和脂肪酸の中でも青魚・エゴマ・亜麻仁多く多く含まれるαリノレン酸・オメガ3がバタ-より多く含まれる。コ-ン油・大豆油・グレププシ-ドオイルに多く含まれるリノール酸・オメガ6は多少少ない。

中鎖脂肪酸は一般的な脂肪酸と比べて消化吸収が高く、体内で分解・燃焼すると言われているため、ダイエット効果 に期待ができますし、 バターよりも長鎖脂肪酸が少ないため脂肪が蓄積しにくいとされています。

また、バターの発煙点の約180度に比べ、ギーの発煙点は約250度なので酸化しにくく揚げ物や炒め物調理に向いています。

調理オイルに適しているのが嬉しいですね。最近よく耳にする オメガ3は食事のみ摂取できる必須脂肪酸であり、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる効果が期待されています。

ギ-バタ-の作り方

ギ-バタ-の作り方は簡単。材料はバタ-200グラムを用意するだけです。通常無塩バタ-を使いますが、なければ通常のバタ-でも作れます。また最初は100グラムで試してみるのもいいでしょう。バタ-を保管するビンとバタ-をこすためのガーゼなどを用意してください。

①バタ-を鍋にいれて溶かします。弱火でフツフツと泡だっていくくらいで温めます。その際はかき混ぜたりはしないでくださいね。

②この状態で20分ほどゆっくりと加熱すると、泡の下側が透き通ってきます。そしてなんともいえない香ばしい香りがしてきます。

③火を止めて、保管用のビンにガーゼでこしながらいれていきます。

④作りたてはは赤みがかっていましたが、冷めてくるとバタ-の様な色合いになってきました。

冷蔵庫で保存しているとバタ-のような固形になります。

バタ-コ-ヒ-を作ってみよう

バタ-コ-ヒ-には、このギ-バタ-の他にMCTオイルも使います。MCTオイルとは中鎖脂肪酸油だけを取り出したもので、ココナッツオイルやパ-ム油などのことをいいます。

材料 コ-ヒ- ギ-バタ-10グラム ココナッツオイル5グラム シナモンパ ウダ-適量

①コ-ヒ-をカップに半分いれる

②シェ-カ-に残りのコ-ヒ-半分・ギ-・ココナッツオイル・シナモンを入れてシェイクする

③半分入ったコ-ヒ-カップにシェカ-から注ぎ入れて、最後にシナモンを少々いれる。

コ-ヒ-だけでもOKだし食事と一緒でも楽しめます。 

ギ-バタ-で調理してみよう

ヘルシ-なオイルなので揚げ物にも使いたいのですが、あまりたくさんは作れなかったので調理に使ってみました。

バナナをバタ-ではなくギ-バタ-で炒めて、シナモンシュガ-をふり、ヨ-グルトとフルーツを添えてみました。甘く香ばしい香りがするギ-バタ-なのですが純粋なオイルですので甘みはありません。

こちらは通常オリ-ブオイルで作るオ-ブン焼きですがギ-バタ-で作ってみました。エビとイカをオリ-ブオイルの代わりに常温に戻したギ-バタ-とレモン汁、塩胡椒、パン粉をまぶしてオ-ブン焼きしたものです。

仕上げにイタリアンパセリをちらしてます。

まとめ

ギ-バタ-はお店やネットでも手に入りますが、自宅で簡単に作れますので、まとめて作って常備しておけば大変便利です。また独特な甘く香ばしい香りがするので調理をしていて楽しくなるのも特徴です。皆さんも、おうち時間に是非作ってみてくださいね。

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