冬になるとおいしいお鍋が食べたくなりますよね。寒い冬に食べたくなるお鍋は冬の食卓では主役級の存在。
あなたは家で食べる鍋のおいしい作り方を知っていますか?シンプルに作ってもおいしいですが、ひと工夫でいつもの鍋がもっとおいしくなりますよ。
この記事ではおうち時間に食べる鍋をよりおいしく作るコツについて紹介します。
素材の下ごしらえを丁寧にする
具材の下ごしらえを丁寧におこなうのとおこなわないのとでは仕上がりにはっきしとした差が出ます。
大根とこんにゃくは隠し包丁を入れたり、下茹でをしたりするとだし汁だ染み込みやすくなります。
魚介類を鍋に入れる場合は、下ごしらえをすることにより生臭さを防げます。エビの背ワタはとり、魚介類のアラには熱湯をかけて血やぬめりを落とす「霜降り」をしてくださいね。魚は塩を振って15分ほど置き、水分をふくと臭みが取れます。
鶏肉の臭みが気になるときは鍋に入れる前に一度熱湯でくぐらせましょう。長く煮らずにささっとくぐらせましょう。
具材を入れる順番について
鍋をおいしく作るには具材を入れる順番も重要です。
まず火にかける前に入れる食材は、良い出汁のでる食材とつゆの味が染み込みにくいためしっかりと煮込みたい食材です。
しっかりと煮込みたい食材の例として、大根や人参、ごぼうなどの根菜類が挙げられます。根菜類ではないですが、白菜の白い部分も固く熱が通りにくいので、火をかける前に入れておいてくださいね。
だしが出やすい鶏肉や魚介類も火をかける前にいれておくと、素材の味が出て鍋の味がおいしくなります。
きのこ類は良いだしが出ますが、熱をかけすぎると食感が失われるため、つゆが温まってきたら入れてくださいね。
豆腐はだしやつゆを吸わせておくとおいしくなりますが、早めにいれてしまうと水っぽくなるので温まったタイミングで入れておくといいですよ。
牛肉や豚肉はだしが沸騰してきたら火を中火にしていれるのがおすすめ。肉類は火を通し過ぎるとかたくなるので気を付けてくださいね。
〆の食材について
鍋の〆といえばうどんやラーメン、雑炊が定番です。
乾麵や生麵どちらでも大丈夫ですが、鍋にそのまま入れてゆでるのではなく、別茹でしていれるようにしましょう。そのまま入れてしまうと、粉がとけてつゆにとろみが出てしまうからです。
雑炊はごはんにスープを吸いやすくして、スープにとろみをつけないように米を洗っておきましょう。
鍋のスープが完全に沸騰したらごはんをいれます。沸騰しない程度の中火で蓋をし、10分程度ごはんに染み込ませてください。
まとめ
おいしい鍋を作るには下処理と食材を入れる順番が大事です。鍋を作るときぜひ参考にしてみてくださいね。