肌荒れやエイジングサインの目立たない美肌は誰にとっても理想ですよね。
そんな理想の肌質は美肌菌を増やすことで近づき、その方法は意外にシンプルなメソッドばかりなんです。
今回は美肌菌の役割とおうちにいながら手軽にできる増やし方をあますことなくお伝えしてみたいと思います。
美肌菌とは?役割やお肌への恩恵を解説!
美肌菌は誰のお肌にも存在する「常在菌」のことを言いますが、生活習慣の乱れや加齢によって不足・減少しやすいデリケートな性質を持ちます。
お肌には美肌菌と呼ばれる常在菌以外にも、
- 日和見菌のアクネ菌
- 悪玉菌のマラセチア菌、黄色ブドウ球菌
が存在していますが、生活習慣の乱れやお手入れ不足などで悪玉菌が増えると、皮膚の炎症を誘発させることで肌荒れや敏感肌への変化、エイジングサインが目立ちやすくなります。
また日和見菌のアクネ菌は、皮膚に存在する多い方の菌をサポートする性質があります。
そのため、悪玉菌が増えるほどに日和見菌が悪玉菌を助ける状態になり、スキントラブルが常態化しやすくなるのです。
逆に美肌菌が多いお肌は、
- 外的な刺激からお肌を守る「グリセリン」の生成を活発にする
- 悪玉菌が増えにくい弱酸性のお肌環境をキープする「脂肪酸」を増やす
というコンディションを維持でき、肌荒れやエイジングサインの未然予防につながります。
おうちでできる美肌菌の増やし方!食事・生活・スキンケアのポイント
エステも高級化粧品も必要ナシ、おうちにいながら美肌菌を増やせる食事、生活、スキンケアのポイントをまとめてみました。
食事
美肌菌は腸内環境に善玉菌を増やすことで増殖すると言われています。
- 納豆
- ヨーグルト
- チーズ
- 根菜
- キノコ類
- 海藻類
などの腸に良い発酵食品、善玉菌のエサになる食物繊維を含む上記の食べ物を積極的に補い、カラダの内側からの美肌菌増殖にアプローチしましょう。
生活
美肌菌は入浴や運動でじんわりとかく汗をエサにして増えると言われています。
女性は20代をピークに汗腺の働きが弱まるため、運動・入浴など発汗を促すメソッドを習慣にしてみましょう。
スキンケア
美肌菌を育てるスキンケアは、
- 乳酸菌・オリゴ糖配合の化粧品を使う
- 美肌菌死滅の原因となるアルコール、防腐剤フリーの化粧品を使う
- 35~38℃のぬるま湯洗顔
がポイント。
朝のお肌は睡眠によって美肌菌が増えた状態ですが、洗顔料を使うと界面活性剤の影響で美肌菌が洗い流されてしまいます。
朝の洗顔は美肌菌を守る、洗顔料を使わないぬるま湯のみのお手入れを心がけましょう。
おわりに
おうちにいながらでもできる美肌菌の育て方は意外にシンプルなので、すぐに実践・継続できそうですね。
食べ物・習慣による内側からのケアとやさしさ第一のスキンケアを心がけて美肌菌を増やしながら、理想の健やか肌を手に入れましょう。