おうち時間が増えて家族とのきずなが深まる一方で、相手のちょっとした発言や態度にモヤモヤしてストレスを感じる機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。
せっかくなら、お互いに楽しいおうち時間を過ごしたいですよね。そこで今回は、あえて鈍感になってストレスを減らす方法についてお話していきます。
真に受けていたらどんどんストレスが溜まる!あえて「鈍感」になろう
おうち時間が増えて家族と過ごす時間が多くなると、お互いの欠点が目に付いてしまい、嫌味を言ったり言われたり・・・ということも増えますよね。
また、職場などの人間関係でも、口うるさい人や自分の機嫌で周りを振り回す人、詮索が好きな人などにイライラさせられることもあるでしょう。
そのほか、SNSなどでも、見ず知らずの人から誹謗中傷を受けて腹が立った経験があるという方もいると思います。
相手の嫌味や誹謗中傷、叱責などに敏感になって真に受けてしまうと、ストレスがたまるし深く傷つくことも。自分に自信が持てなくなってしまうこともあるでしょう。
自分をストレスから守るためには、時には「鈍感」になって自分を傷つける言葉をスルーするスキルが必要です。
「鈍感力」「スルースキル」などの言葉は書籍のタイトルに登場することも多く、近年注目されているスキルでもありますよね。
鈍感力を鍛えて、ストレスや心のダメージを減らしてハッピーに過ごしましょう。
「鈍感力」を鍛えるための考え方や心掛けとは?
今日から急に鈍感になって、嫌な事を言われてもスルーするというのは難しいですよね。
どんな考え方を心掛ければ良いのでしょうか。
・そういう人もいる、そういう考え方もあるととらえる
相手から嫌味や理不尽なことを言われると、納得がいかない、絶対反論したいという気持ちになってついヒートアップしてしまいますよね。
でも、毎度そのような対応をしていたらストレスが溜まってしまいますし、ヒートアップしたあなたの姿を見た周りの人からは、どっちもどっちだと思われてあなたの評価まで下がってしまうかも。
嫌味や理不尽なことを言われたら「まあ、そういう考えの人もいるのかも」と考え、適当に同意をして受け流すようにしましょう。
いろいろな価値観があると考えれば、言われたことを真に受けずに済むはずです。
・相手の発言の意味を深く考えないようにする
相手が言った何気ない一言に敏感に反応して「あれはどういう意味だったんだろう」などと深く考え、落ち込んでしまう方もいると思います。
相手の発言の意味を深く考えてしまうと、結局は自分が傷つき、ストレスが溜まることに。ここはあえて鈍感になりましょう。
相手の発言に深い意味などないかもしれませんし、自分の深読みのし過ぎだったり、思い過ごしだったりする可能性も高いです。
嫌な発言や態度をされても、相手の気持ちはあまり深く考えないほうが身のためです。
・自分自身の考えをしっかり持つことも大事
自分にとって無駄なことや理不尽なことに鈍感でいるためには、自分の考えをしっかり持ち、自信を持つことも大事です。
自分の考えがしっかりとしていれば、相手から言われたことに敏感に反応しすぎてしまうこともなく、冷静に、客観的に状況を判断することができます。
「鈍感力」を鍛えるにあたって注意することは?
そもそも、「鈍感」という言葉にはあまりいいイメージがないですよね。
鈍感力とは、本当に鈍感なのではなくて「あえて」鈍感になってストレスをためないようにするスキル。本当に周りの人に対して鈍感になってしまうと、ただの鈍い人、気がきかない人だと思われてしまうかもしれませんので注意しましょう。
そしてもちろん、いじめや暴力、ハラスメントなど本当に耐えがたいほど理不尽なことまで、鈍感なふりをして無理にスルーするのはNGです。深刻なケースでは、誰かに助けを求める、専門家に相談をするなど、別の対処法を考える必要があるでしょう。
そのような点を考慮したうえで、鈍感力を鍛えてくださいね。
最後に
家族や仕事の人間関係などで、イラッとすることってよくありますよね。嫌な事を言われるたびにすべてを真に受けているとストレスが溜まりますから、あえて鈍感になって自分の身をストレスから守りましょう。