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おうち時間の困ったを解決!「衣類のシミ」種類別の落とし方を解説します

おうち時間が増え、リラックスして食事をしていたらうっかりこぼして服を汚してしまった、などということはありませんか。また、クローゼットから出てきた汗ジミのついたシャツを綺麗にしたいなどというケースもあるでしょう。そこで今回は、原因別の衣類のシミの落とし方についてお話していきます。

おうちごはんが増えたからこそ!食べこぼしの落とし方を原因別に解説

おうち時間の困ったを解決!「衣類のシミ」種類別の落とし方を解説します

外食の時は気を付けていても、おうちでのんびりと食事をしていると、うっかりこぼしてしまうことってありますよね。

ミートソースやカレーなどが服に付いてしまうと、なかなか手ごわいものです。

代表的な食べこぼしの落とし方をチェックしていきましょう。

・ミートソース、カレーのシミの落とし方

子供が食べこぼしがちなミートソースやカレーのシミは、油分や調味料の色素などが混じっていて落としにくいものです。

汚れを拭き取ったら、ぬるま湯で軽く洗います。先に油分を落とすために食器用洗剤をシミに塗り、下にタオルを置いて歯ブラシでシミを軽くトントンとたたきましょう。

その後、水ですすぎます。

これだけでは落ちない場合は、酸素系漂白剤をシミに塗って洗濯機で洗うか、水に酸素系漂白剤を溶かしてつけおきを行いましょう。つけおきする時間、漂白剤の量、水温などは、商品の説明書きに従ってください。

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・しょうゆ、コーヒー、ジュースなどのシミの落とし方

付いてすぐの場合は、ティッシュなどでつまむようにして汚れを拭き取ります。その後、シミの部分を水洗いしましょう。水溶性のシミなので、これだけで落ちることもあります。

水洗いしても落ちない場合は、乾いたタオルの上にシミを下にした状態で衣服を置き、歯ブラシに薄めた洗濯洗剤や食器用洗剤をつけて軽くトントンとたたきます。タオルにシミを移すように行うのがポイント。タオルが汚れたら、場所を変えましょう。

その後、普段通りに洗濯機や手洗いなどで洗濯します。

困った子供服の汚れ!頑固な泥汚れなどの落とし方は?

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学校や公園などで自由に遊びまわる子供たちの服は、どうしても汚れてしまいがちですよね。砂場で遊んだ泥汚れや、転んですりむいて、服に付いてしまった血液の汚れなどに困った経験のある方も多いでしょう。特に泥汚れは落ちにくいので、落とし方をしっかりチェックしてから行ってみてください。

・泥汚れの落とし方

泥汚れは油にも水にも溶けず、粒子も細かいため落としにくい汚れです。

繊維の奥に泥の粒子が入ってしまうと取れにくいため、一旦乾かして泥汚れをはたいて落とすか、ブラシなどを使って取り除きましょう。

その後、洗濯用の固形石鹸で洗います。石けんを付けたら、汚れが浮き上がるように揉んでください。泡の力で、繊維に入り込んだ泥が外に出やすくなります。

すすいだら、普段通りに洗濯機で洗いましょう。

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・血液のシミの落とし方

たんぱく質が含まれる血液はお湯を使うと固まってしまうため、水かぬるま湯を使って落とします。

できたばかりのシミの場合は、すぐに水洗いをしましょう。

時間が経ってしまったシミは、タオルの上にシミを下にして衣服を置き、薄めた台所洗剤を付けた歯ブラシで軽くたたいていきます。

汚れが落ちたらすすぎを行いましょう。

それでも落ちない場合には、酸素系漂白剤をシミに塗り、洗濯機で洗うと良いでしょう。

収納してあった服に汗ジミができていてショック!落とす方法はある?

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衣替えでお気に入りの服を出してみたら、襟や脇に汗ジミが付いてしまっていた・・・などということってありますよね。まだまだ着たいし、なんとか落としたいと考える方が多いと思います。

汗ジミの原因は、皮脂や汗です。衣服をお湯(40度以上)で濡らして、シミの部分に食器用洗剤や洗濯洗剤を付けて優しくもみ洗いしましょう。

おうち時間の困ったを解決!「衣類のシミ」種類別の落とし方を解説します

落ちない場合は、酸素系漂白剤を直接シミに塗ってから普段通りに洗濯機で洗う、ぬるま湯に必要な分量の酸素系漂白剤を溶かして30分程度つけおきするなども効果的。

そのほか、スプレータイプのセスキ炭酸ソーダをシミにスプレーし、しばらく置いてから普段通りに洗濯機で洗うのも良いでしょう。

スピードが大事!シミ落としに関する注意点は?

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おうちで衣類のシミを落とす時には、いくつかの注意点があります。

・とにかくスピード勝負!なるべく時間を置かずに処置を

シミは、時間が経てば経つほどに落としにくくなります。ですから、ついてしまったらなるべくその場で落とすようにしましょう。完全に洗濯するのが無理な場合でも、部分的に応急処置をしておくだけでも違います。

・擦って余計に広げてしまわないように注意

焦って擦ってしまうと余計に広がってしまう可能性も。服の生地を傷めてしまう可能性もありますから、擦らずにポンポンと軽くたたく感じでシミの外側から内側に向かって落としていきましょう。

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・洗濯表示を確認しておく

シミの付いた衣服を洗濯する前に、洗濯表示も必ずチェック。自宅で洗えないものは、クリーニングに出しましょう。

・酸素系漂白剤と塩素系漂白剤を間違えないように注意

酸素系漂白剤を使用する場合には、効果の強い塩素系漂白剤と間違えないように注意してください。色、柄物に塩素系漂白剤を使用すると、色落ちしてしまう危険があります。

最後に

うまく落とせないと、お気に入りの服を捨てる羽目にもなりかねないシミ。できれば、きれいに落とせて目立たなくなったら嬉しいですよね。原因別に落とし方を変えて、シミをすっきり落としましょう。

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