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これ1つで大活躍!酸素系漂白剤のさまざまな使い道をご紹介します

洗濯やお風呂の排水口掃除、キッチングッズの除菌…。それぞれの用途に合わせて洗剤やお手入れ用品を揃えると、スペースをとるうえに費用もかさみますよね。そこで便利なのが、さまざまな用途で活躍してくれる酸素系漂白剤です。こちらで、酸素系漂白剤の特徴や使い道をご紹介していきます。

酸素系漂白剤とは?特徴や塩素系漂白剤との違いを解説

これ1つで大活躍!酸素系漂白剤のさまざまな使い道をご紹介します

酸素系漂白剤とは、過炭酸ナトリウムを主成分とする漂白剤の一種です。発泡して汚れを落とす性質があり、除菌にも効果を発揮してくれます。
アルカリ性で油汚れにも強いのが特徴です。
効果は比較的穏やかで、洗濯では色柄物にも使えて便利。漂白剤特有の、ツンとしたにおいがない点も使いやすいポイントでしょう。

粉末タイプと液体タイプがあり、一般的に粉末タイプのほうが効果が高いとされています。一方で液体タイプには手軽に使えるというメリットがあるので、お好みに合わせて使い分けましょう。

漂白剤にはほかにも塩素系漂白剤があり、こちらは次亜塩素酸ナトリウムが主成分。除菌効果は酸素系漂白剤よりも強力ですが、強い漂白力を持つため、洗濯では色柄物には使用できません。
特有のツンとしたにおいがあります。

酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は名前が似ているので、購入の際には間違えないようにしましょう。

酸素系漂白剤の使い道1 洗濯&洗濯槽のお手入れ 

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酸素系漂白剤は洗濯に使えるだけではなく、洗濯槽のお手入れにも使用できます。

<洗濯>
洗濯では、汚れを落とすだけではなく黄ばみの除去や消臭にも効果を発揮します。

・洗剤と一緒に洗濯機へ
水30Lに対して15g程度を、洗剤と一緒に洗濯機へ入れましょう。洗剤だけで洗濯をするよりも汚れ落ちが良くなります。

・頑固な汚れにはつけおき洗い
水2Lに対して10g程度を入れ、汚れが気になる洗濯物を30分くらいつけおきしましょう。このとき、40~50℃程度のお湯で行うとさらに汚れ落ちが良くなります。あまり長時間つけおきすると衣類を傷める可能性があるため注意してくださいね。
つけおきが終わったら、よくすすいで干すか、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗ってください。

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<洗濯槽のお手入れ>
水10Lに対して100g程度を入れ、洗濯機の槽洗浄コースを使って運転させます。このとき、可能であれば40~50℃のお湯を使用するとベター。
槽洗浄コースがない場合は、「洗い」のコースで5分程度運転します。
その後、そのまま少なくとも3時間程度放置してください。
ゴミが浮いてくるので、ネットですくい取るとよいでしょう。
放置が終わったら、すすぎ、脱水を行います。ゴミが残ってきれいにならない場合はその工程を繰り返してください。

酸素系漂白剤の使い道2 お風呂の排水口掃除・バスグッズ除菌

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酸素系漂白剤はバスルームでも活躍してくれます。

<排水口掃除に>
酸素系漂白剤大さじ2~3を排水口に振りかけ、200~400ml程度のお湯(40~50℃)を排水口に流し入れます。なるべくゆっくり流し入れるのがポイントです。
しばらく放置した後、多めのお湯で流してください。

<バスグッズ除菌に>
湯船と一緒に桶、洗面器、椅子などのバスグッズを除菌しましょう。おふろの残り湯でも行えるので手軽です。
まず、湯船にお湯を入れます(冷たくなる前の残り湯でもOK)。そこに、お湯10Lに対して40g程度の酸素系漂白剤を入れて溶かしましょう。
除菌したいバスグッズを入れ、30分くらいを目安につけおきします。
浴槽を傷める危険もあるため、あまり長時間行わないようにしてください。

酸素系漂白剤の使い道3 キッチングッズの除菌・汚れ落とし

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酸素系漂白剤は、もちろんキッチンでも大活躍!

・まな板
・ふきん

の除菌

・食器
・湯飲み茶わんん
・ステンレスボトル

の汚れ落としや茶渋取りにもおすすめです。

お湯(40~50℃)2Lに対して15g程度を溶かし、食器や湯飲み、ふきんなどをつけおきします。
ステンレスボトルの場合、ボトル外側に酸素系漂白剤がかからないように注意。ボトルの中とパーツのみ行ってください。
30分くらいつけおきしたら、食器用洗剤で洗って乾かします。
長時間つけおきしないように注意してくださいね。

酸素系漂白剤を使用するうえでの注意点も知っておこう!

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手軽に使えるのが酸素系漂白剤の魅力。ただし、水洗いできないもの、ウール、シルク、ステンレス以外の金属などには使用できないため注意してください。

また、基本的には色柄物に使用できますが、心配な場合には事前に目立たない部分で試してみると良いでしょう。

洗濯機によっては、酸素系漂白剤を槽洗浄に使用できないものもあります。故障の原因となるため、事前に必ず確認してくださいね。

保存時は、密閉すると膨張する危険があるため容器の入れ替えは行わないほうがよいでしょう。

最後に

いろいろな用途に使用できて、漂白剤特有のツンとするにおいもない酸素系漂白剤は、おうち時間の強い味方です。洗濯に、お風呂掃除に、キッチングッズの除菌に、ぜひ活用してみてくださいね。

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