今年は長雨で梅雨がなかなか明けず、明けたら猛暑でエアコンの効いたお部屋で過ごす時間が多いですね。9月になっても残暑が厳しい予想でココロも身体もお疲れモ-ド。そんな生活にハ-ブをちょと取り入れておうち時間を快適に過ごしてみませんか。
香りが食欲をそそるバジル

イタリア料理でよくみかけるバジルは香りもよく食欲をそそります。原産国はインドや熱帯アジアで生で食べてもバジルソ-スにしてもおいしいですね。
バジルにはビタミンEやカロチンや鉄、マグネシウムなどミネラルも豊富。香りの成分であるリナロ-ルには鎮静作用、食欲促進、抗菌作用もあり梅雨場の食欲不振や食品の傷みなど気にする季節にも重宝します。
ほんの少し料理に使うだけでもいいのですが冷凍や乾燥させると風味が落ちるので栽培して使いたい分使うのがお勧めです。
夏バテ予防にサッパリと食べられるエビとゆでキャベツとバジルのサラダ。お好みのドレッシングと最後にパルメザンチーズをかけて食べてみてください。

抗菌効果もあるタイム

タイムは原産地がヨ-ロッパの殺菌効果や防腐効果のあるハ-ブです。古代エジプトのミイラ作りにも使われていたようで、口内洗浄や二日酔いにも効果があると言われています。
加熱に強く風味が落ちないので煮込み料理やオ-ブン焼きにも使えます。レモンタイムなど種類も豊富なのもいいですね。
天候不良やエアコンをつけたまま寝てしまい風邪気味になったり喉の痛みを感じた時はタイムティ-にしても有効です。
肉料理にはセ-ジ

ソ-セ-ジの語源にもなったセ-ジはお肉料理には欠かせません。肉の臭み消しに欠かせないセ-ジは地中海沿岸や北アフリカです。
薬草としても古代から用いられており、殺菌、消化、促進、強壮、精神安定の効果があると言われてます。乾燥させてから瓶などに保存して冷凍しておくと便利です。
抗酸化作用のあるロ-ズマリ-

ロ-ズマリ-は地中海沿岸原産で強い香りがあるのが特徴で肉料理や魚料理などのロ-ストに使います。
抗酸化作用もあることもわかってきたようです。地植えすると低木のしっかりとした木に育つので1本あれば重宝します。
もちろんプランタ-でも大丈夫。葉は乾燥させて瓶などに入れておくととても便利です。
ロ-ズマリ-は枝ごとペ-パ-タオルの上に置き電子レンジで乾燥せました。この後、葉のみをパラパラと取り、瓶で冷凍保存します。

また、枝ごとワインに入れて香り付けすると食前酒としてサッパリ口当たりがよくていいですよ。特に甘口のワインに入れるのがお勧めです。


スペアミントのハーブ水やハ ー ブティ ー で爽やか!風呂のカビ予防にも効果

特に梅雨時から夏や秋にかけて活躍しそうなのは、ミントの仲間のスペアミントです。ミントは和名をハッカと言い、香りの成分はメント-ルで歯磨き粉のようなと言えばすぐわかるでしょう。
そのミントに比べると甘い香りがして刺激が強くなく使い勝手がいいのが特徴です。
お花やさんに伺ったとところミントを1箱仕入れても数株しかスペアミントは入っていないそうで、めざとく見つけた私に嬉しそうに今回はたくさん入っていたんだよと1株売ってくださいました。
ミントは地植えする際も鉢植えの場合もどんどん増えるので大きめのスペ-スがあったほうがいいでしょう。
ミネラルウォーターにスペアミントそれに少々のレモン汁汁を入れて冷蔵庫で冷やしておくと、のどごしもよく気分転換に!
お酒を割る時に使ってもいいですよ。冷水なのでミントは青々したまま長く使えますよ。


ロ-ズマリ-など複数のハ-ブで作ってもいいですよ。あともう一つお花やさんに教えていただいたスペアミントの活用法は、お風呂場。
お風呂場にスペアミントを置いておくだけでカビ予防になるそうです。お試しください。
まとめ・庭やプランタ-でハーブを栽培してみよう
イギリスでよく見かけるキッチンガ-デンをご存じですか?表側の庭にはお花でガ-デニング、裏庭で野菜やハ-ブを育てるのがキッチンガ-デンです。
野菜とまではいかなくてもネギなどの薬味やハ-ブは簡単でバルコニ-などのプランタ-でも育てられます。使いたい時に使いたい分だけ新鮮なハ-ブが使えるので是非お試しください。
一度植えると種が落ちてまた翌年発芽するので春になるのが楽しみです。イタリアンパセリやバジルなどお花が咲いたら種をプランタ-に散らしておくといいですよ。シソもいいですね。


春先の発芽を楽しみに、またたくさん発芽したときはベビ-リ-フとしてサラダにして楽しんでみてください。

