注目キーワード

おうち時間を癒してくれるお花のある生活を楽しもう

おうちで過ごす時間が増えてくると、お部屋に彩りが欲しくなりませんか?いつもは忙しくて枯らしてしまう鉢植えも手入れする時間が増えて植物にかける愛情も増えてきますね。ちょとしたコツと時間で癒やしをくれるお花たちと仲良くなりましょう。

生花を飾ってみよう

生け花やフラワ-アレンジメントの心得がない場合、なかなか上手にお花を飾ることができませんが、たくさんのお花がある場合は、剣山を使うのは難しくてもオアシスに好きにお花を挿していき隙間を観葉植物の葉やかすみ草などで隠していくことで格好はつきます。まずは、自分の好きなお花を気軽に飾ってみましょう。

籠にオアシスを入れてお花を飾ってみました。フラワ-アレンジメントをいただいた時の籠を使い、その時のアレンジを写メしておいて真似してみました。

夏場の生花の日持ちを長くする方法

夏場は生花の日持ちが悪くなかなかお花を長く楽しめませんが、簡単な工夫で長持ちさせる方法があります。

①日持ちのいい花を選び、茎は短めにカット

②水は少なめに、茎に触れる箇所は少なくする

③冷えた水を毎朝替え、その都度茎を5ミリずつカットする

④エアコンの風が当たらない箇所、直射日光の当たらない場所に飾る

一輪挿しを楽しむ

さらに簡単に生花を楽しむ方法は、なんといっても一輪挿しです。一輪だけで格好がつくし、コストも少なくて済みます。高価なお花の場合は一輪だけでも楽しめればいいですね。また試験管のような細い花瓶やビンを一列に並べれば、一輪でも華やかさが増します。試験管と試験管立てが理想ですが、手持ちのビンや花瓶でも大丈夫です。

ドライフラワ-を飾ろう

水替えも手間も一度飾ってしまえばいらないドライフラワ-を、洗面台やトイレなどに飾るのはいかがでしょうか?造花よりは風情がありそうです。

やはり少し色が寂しくなるのは仕方がありませんが、スタ-チスというお花は色を残したまま簡単にドライフラワ-になります。生花で一度買ったら、ずっとドライフラワーで楽しめます。

プリザーブドフラワーをアレンジしてみよう

生花だと水替えなど手間がかかる、かと言ってドライフラワ-だと彩りが足りないと思うのならプリザーブドフラワーを試してみませんか?

プリザーブドフラワーはプリザーブド液を使い加工することで生花のようなみずみずしさや色を残し、長期間(3年~5年)その状態を保てるフラワ-です。ちょうど生花とドライフラワーの良いところを併せ持ったお花です。自分で一からプリザーブド液で作ることもできますが、飾器やお花を自分で選び購入しアレンジするのもいいでしょう。

こちらはスイングするゲージを購入しオアシスに挿したり、ボンドで貼り付けてアレンジしたものです。バラの青さもしっかり残っています。

自然な草花の色が残ったお花を選ぶとシックな感じになります。白いリボンも使ってみました。

プリザーブドフラワーのキットを購入すれば少々割高ですが器などもセットで簡単にアレンジできます。またお花の選び方でこのような多少ドライフラワー感があるアレンジにもなります。ピンク色のお花はアジサイです。

バラほどははっきり生花っぽさは残っていませんが、お部屋のイメージに合わせてお花を選んでみてください。

多肉植物や観葉植物を育ててみよう

観葉植物は鉢植えを買っても枯らしてしまうことがありますが、左側のシェフレア(ホンコンカポック)は外(道路の分離帯など)でも元気に育っている姿をよく見かけるので比較的育て易いと思います。まずは育て易い観葉植物から育ててみるのがいいですね。寒さにも強く乾燥にも強いそうで、紙コップに入った葉っぱ2.3枚の小さな状態で我が家に来て何度かの植え替えを経て25年、130㎝ほどになりました。右側のミリオンバンブ-も育て易く、縦にスクスク伸び15年でカポックの高さを追い抜きました。最初から大きな物を購入すると高価ですので、忙しくてしばらく放置しても頑張れる丈夫な観葉植物を大きく育てる楽しさを味わってみるのもいいですね。

長く育てるために次世代株を育てよう

育て易い多肉植物のアロエは、オレンジ色の花を咲かせることもできるし、ちょっとした軽い火傷や虫刺されなどの時に塗ったりと重宝します。でも、水やりも忘れていても大丈夫だと思っていても、葉や茎が赤茶けてきて枯らしてしまうことが多々あります。アロエは、日当たりの良い屋外を好みますがそれは春や秋で夏場は意外と直射日光は避け半日陰がベストです。冬場はビニールをかけてあげたり屋内にいれてあげましょう。また水やりも冬場は土が乾燥してから与えないと葉っぱが赤茶けてきて枯れていきます。

予め健康な茎を水栽培して、第2世代を作っておくのがいいのですが、赤茶けてきてからでも早めならペットボトル水栽培をして健康な茎を作り第2世代の方を育てることができます。ペットボトル水栽培は簡単。ペットボトルの上部を切ってひっくり返してボトル部分にさすだけでできます。

かなり、赤茶けて枯れかけてましたが、しばらく水栽培後、健康な茎になり根もたくさん張ってきたので鉢に植え替えることができました。

これを繰り返すことで最初の母体は枯れてしまいましたが、現在は3世代めが育っています。

水栽培で根が出やすいのは折り鶴蘭です。

このように伸びてきた蔓の先に葉が出て、花が咲き、そこから根が出て自然に増えていきます。その蔓の先の葉が折り鶴に見えて白い花とともにとても可愛い蘭です。母体が枯れそうになると急いで水栽培をして、第2世代を作ると長く楽しめます。

たまに切り花で買ってきた花から根がでたりすることがあり、しばらく水栽培して鉢植えにしたりできることもあると嬉しくなり、一層楽しみも増えますよね。

まとめ

まだまだ、色々な方法でお部屋でお花を楽しむことができます。いただきものの胡蝶蘭を再度咲かせたりと難易度の高いものもおうち時間を利用してチャレンジしてみるのもいいですね。でも、まずは好きなお花を飾ることから初めてみましょう。

最新情報をチェックしよう!