食卓に直接出せる調理道具のキャセロール、陶器や耐熱ガラスなど色々とありますが、みなさんはお使いですか？グラタンなどは1人1人に作ってだすこともありますが、食卓で取り分けて食べるようなちょっと大きめのキャセロールですと、一度に作れて簡単です。しかも今回はオーブンではなく電子レンジで作る簡単なお料理をご紹介いたします。
キャセロールとは
キャセロールとは蓋(ふた)付きの厚手鍋(なべ)のことをで材質は陶器、耐熱ガラス、ホーローのものなどがあります。キャセロール鍋は、オーブンの中で煮込みや焼き物調理をするためにつくられたもので、耐熱性にすぐれています。フライパンや鍋などで調理済みの料理をこれに移して保温したりそのまま食卓に出すこともできます。また、グラタンなどはチーズを乗せてオーブンで焦げ目をつけるためにキャセロールで加熱することもあります。蓋をすることにより、中の材料の水分が閉じ込められて蒸し焼き状態で調理ができるほか、電子レンジを使えば野菜の水分だけで調理することもできます。
簡単キャセロール料理
キャセロールは通常オーブンで使うことが多いのですが、時間がない時にサッと作ってテーブルに出すレンジを使った料理にも使えます。白菜と豚バラの重ね煮をキャセロールを使ってレンジで作る方法をご紹介します。今回はボリュームアップのために餃子皮も使います。
材料
白菜 1/4
豚バラ 200ｇ
餃子の皮 1袋（20枚くらい）
中華スープの素顆粒
塩胡椒
①白菜をカットし餃子の皮を半分にカットする
②キャセロールに白菜、豚バラ、餃子の皮の順に重ねて並べていく
③中華スープの素と塩胡椒をしてガラスの蓋をしてレンジで10分加熱する。
白菜から水分が出るので特に水やお湯を入れなくてもできます。
キャベツやジャガイモ、ソーセージを使ったポトフの場合は、具材から水分があまり出ないので、吹きこぼれないくらいのお湯を入れて、塩胡椒、コンソメを入れて10分ほどレンジで加熱すればポトフが出来上がります。
また磁性鍋という熱効率のいい二重蓋のある陶器のキャセロール鍋を使い2、3人分のトマト煮込みやカレーやキーマカレーなども作ることができます。
材料を入れて加熱すれば出来上がります。
カレー粉などはレンジから出してルーを溶かしてもいいですし、粉タイプなら材料と同時に入れても大丈夫です。
まとめ
キャセロールはグラタンやドリア、ミートローフなどオーブン料理に使うことが多いですが、レンジで使っても美味しい時短料理がつくれますので是非お試しください。ご紹介しました陶器の磁性鍋は蒸し料理に使いますが、直火やオーブン料理には使うことができません。オーブン料理にも使えるのはホーローや耐熱ガラスのタイプですので1つ持っていれば便利ですね。キッチンも汚れず、レンジに入れている間に空き、サラダなどを作れるので是非お試しください。
