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手間がかかるけど楽しい?!おうち時間に使ってみたい「万年筆」の魅力とは

ここ数年、万年筆がブームだと言われていますよね。おうち時間が増えたことも、ブームを後押ししているかもしれません。なんとなく敷居が高いと感じてしまう万年筆ですが、今ではプチプラのものもあり気軽に使うことができる文房具なんですよ。そこで今回は、万年筆の魅力をご紹介していきます。

面倒なのになぜか楽しい!万年筆の魅力はどんなところにあるの?

手間がかかるけど楽しい?!おうち時間に使ってみたい「万年筆」の魅力とは

万年筆は、インクを入れたり、メンテナンスが必要だったりと面倒なイメージがあるという方もいると思います。書いてから乾くのにも少し時間がかかるので、使い勝手が良くないと感じることもあるでしょう。

今の時代はデジタルが主流なので、そもそも筆記用具にはそこまでこだわりがないという方も多いかもしれません。

それなのに、万年筆にハマる人が多いのはなんだか不思議ですよね。

万年筆の魅力はどんなところにあるのでしょうか。

・文字をすらすら書ける、書き心地が良い

万年筆は、他の筆記用具と比べるとすらすらと文字が書けて書き心地が良いのが特徴です。とめ、はね、はらいなどが美しく書けるので、他の筆記用具で書くときに比べて字を上手に書きやすいという方も。単純に文字を書くことを楽しむことができますよ。

おうち時間に、万年筆で手紙や日記を書いてみるのもおすすめです。

・使い込むほどにペン先が自分になじんでくる

使っているうちに、ペン先が自分の書き方の癖になじんできて書きやすくなります。徐々に自分好みの1本に育っていくような感覚も、魅力の1つでしょう。

手間がかかるけど楽しい?!おうち時間に使ってみたい「万年筆」の魅力とは

・カラーインクなど好きなインクを楽しむことができる

万年筆といえば黒のインクというイメージがありますが、最近ではさまざまなカラーが出ています。用途に合わせて変えてみるのも楽しいですよ。

・デザインが美しいものが多い

軸やキャップの部分にきれいな柄が入っているものや、ニブ(ペン先)のデザインが美しいなものなど、眺めているだけでも楽しめるものがたくさんあります。文字を書くことだけでなく、所有することに嬉しさを感じられるのも魅力です。

もちろん、今取り上げたこと以外にも魅力を感じる部分は沢山あります。

インクが無くなったら入れ替えたり、長期間使わなかった時などは洗浄したりする必要がありますが、その面倒な作業も、愛着が湧いてくればなぜか至福の時間に。

一度使ってみると、どんどん楽しくなってくるのが万年筆なのです。

初めて使うならこれ!プチプラの万年筆はこちら

手間がかかるけど楽しい?!おうち時間に使ってみたい「万年筆」の魅力とは

万年筆は1万円程度からのものが多く、なかには数万円、数十万円するようなものも。でも、最近ではプチプラのものもたくさん出ているので気軽に楽しむことができるんですよ。

気に入るかどうか分からないけれどちょっと使ってみたいな、という方は、まずはプチプラから始めてみてはいかがでしょうか。

<おすすめプチプラ万年筆>(写真上から)

fonte(660円)

コンバーターの付いたプチプラ万年筆です。

スケルトンなので、カラーインクを入れても楽しいかもしれませんね。

プチプラながら、ニブのデザインが本格的なのが嬉しいポイントです。

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パイロット カクノ(1,100円~)

子供が使いやすい工夫が施された万年筆ですが、大人にも人気があります。3角形のグリップやくぼみのあるキャップなど、使いやすい工夫がたくさん。ペン先には、可愛らしい顔のマークが付いています。

スケルトンタイプやカラフルなものなど、ラインナップも豊富。スケルトンタイプにカラーインクを入れて楽しむ方も多いようです。

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プラチナ万年筆 Preppy(プレピー)(440円)

なんと440円で買うことができる万年筆です。さまざまなカラーが揃っているのもポイント。お手頃価格なので、カラーペン感覚で使えるのが嬉しいですね。

プチプラながら、なめらかな書き心地が楽しめます。インクカートリッジを入れ替えれば長く使うことができますよ。

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プラチナ万年筆 プレジール(1,100円)

プチプラながら洗練されたデザインが嬉しい万年筆です。

豊富なカラーラインナップから選べるのもポイント。擦り傷に強い加工になっていて、耐久性が高いのも嬉しいですね。

スリップシール機構が搭載されており、キャップを閉めた状態なら、1年使わなくてもインクが乾きません。

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ペン先の字幅や素材には違いが!用途や好みに合わせて選ぼう

手間がかかるけど楽しい?!おうち時間に使ってみたい「万年筆」の魅力とは

万年筆のペン先の字幅、使われている素材などにはいくつか種類があります。種類によっても書き心地や字の太さに違いがあるので、用途や好みによって選んでみてくださいね。

<字幅の種類>

・EF(極細)

・F(細字)

・M(中字)

・B(太字)

など。メーカーによっても違いがあります。

手帳などの狭いスペースに使用したい場合にはEF、幅広い用途に使用したいならFがおすすめですが、筆圧や持ち方などによって好みは分かれるかもしれません。

できれば、試し書きができる文具店で実際に使ってみてから購入するのが良いでしょう。

<ペン先の素材>

・金

・ステンレス

など。金には、14K、18K、21Kなどがあります。ステンレスよりも、金の方が柔らかい書き心地です。耐久性も金の方が高いですが、価格も高めとなります。

沼にハマる人多数!好みのカラーインクを選ぶのも楽しい

手間がかかるけど楽しい?!おうち時間に使ってみたい「万年筆」の魅力とは

「インク沼」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

万年筆のインクにはさまざまなカラーがあるので、どっぷり沼にハマってしまっていろいろなインクを試してみたくなる方も多いようです。

書いた時の濃淡を楽しんだり、ご当地のインクを集めたりと、人によってさまざまな楽しみ方がありますよ。

インクの色の綺麗さもさることながら、魅力的な名前が付いているインクが多いのも、インク沼にハマってしまうポイント。ネーミングからいろいろと連想して、使ってみたくなってしまいますよね。

写真のインクは、パイロットの「色彩雫」というもの。SNSなどでも人気があります。(大きいサイズのボトルもあります)

情緒感あふれる日本の情景がテーマになっているインクで、写真は

・冬柿

・月夜

・紫式部

・翠玉

というカラー。

ネーミングもロマンチックなものばかりですよね。ボトルも可愛いので、たくさん集めたくなってしまいそうですね。

スケルトンの万年筆に入れると、眺めているだけでも可愛いですよ。

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長期間使わない時やインクの色を変える時のお手入れ方法は?

手間がかかるけど楽しい?!おうち時間に使ってみたい「万年筆」の魅力とは

別のインクに入れ替えたい時や、長期間使っていなかった時などには、万年筆を洗浄する必要があります。少し面倒ですが、万年筆に愛着が湧いてくるとお手入れも楽しいものですよ。

<万年筆の洗い方>

・キャップと軸を外して、カートリッジを外します。

・先端(首軸)部分を水の入ったコップに数時間つけます。汚れがひどい場合は、一晩つけておきましょう。

・ペン先に向けて水道の水を上から流し、中を洗います。

・タオル等で水気をよくきります。

コンバーター式の場合は、ペン先をコップの水につけて、インクを入れる時と同じようにコンバーターを回して水を入れたり、出したりしてインクの色が出なくなるまで洗浄しましょう。

万年筆の材質によっては、水に付けないほうが良い場合もあります。特に高価な万年筆の場合は、メーカーに問い合わせをしてお手入れ方法をしっかりチェックすることをおすすめします。

最後に

大事にお手入れをすることで、長く使うことができる万年筆。使い込むほどに自分の癖に合わせて使いやすくなるので、手放せなくなること間違いなしですよ。おうち時間にのんびり日記を書いたり、誰かに手紙をしたためたりと、万年筆とともに豊かな時間を過ごしてみてくださいね。

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