新型コロナウイルスの影響で、自宅でリモートワークを行っているという方も多いのではないでしょうか。慣れないリモートワークで、なかなかプライベートと仕事の切り替えができずに困っているという方もいるかもしれませんね。そこで今回は、リモートワークでオンオフを切り替えるアイディアを3つご紹介していきます。
いつ何をやるべきか分かれば切り替えやすい!予定をあらかじめ書き出しておく
今日はあの仕事とあの仕事を片付けなくては、おうち時間にはあれもこれもやりたいし・・・など、頭の中がすっきりしない状態で仕事をしているという方もいるのではないでしょうか。
やるべきことや予定をしっかり把握していない状態だと、何をやったらいいか、いつ仕事を始めたらよいか、どのくらい時間がかかるかなどが分かりにくくなってしまいます。
のんびりこなしていると思った以上に時間がかかり、仕事が夜までずれ込んでしまってプライベートの用事がこなせなくなってしまう可能性も。
一日の仕事が始まる前に、今日やるべき仕事やプライベートの予定を手帳に書き出してみましょう。各作業にかかる時間を考え、バーチカル手帳などの時間軸に落とし込めば、全体でどのくらいの時間がかかるか把握できます。
いつ仕事に取り掛かればプライベートの予定の前までに終えることができるか、終業時間までに終わるかなどをあらかじめ把握できていれば、仕事開始時からしっかりとスイッチをオンにして集中することができますよ。
始業時間を意識するのが大事!アラームを活用してメリハリを
リモートワークのメリットとして、好きな時間に仕事ができることが挙げられるでしょう。
でも、「誰にも見られていないからいつ始めてもいいや」「今日中にこの作業を終わらせればいいからまだ大丈夫」などと思っていると、なかなか作業が始められませんよね。
オン、オフの切り替えがしづらい方は、実際に出社して仕事を開始していた時刻などにアラームを鳴らすのがおすすめ。
とても当たり前の方法ですが、アラームが鳴ることで仕事の時間を意識でき、気持ちを切り替えやすくなります。
朝の始業時間だけでなく、昼休みの開始時間、昼休みの終了時間、仕事の終了予定時間などにもアラームを鳴らすと良いでしょう。スマホのアラームを活用すれば、毎日同じ時間にアラームを鳴らすことができます。
筆者も7年以上在宅で仕事をしていますが、例えばAM10時から仕事を始めようと決めていても、家事などに没頭していて始業時間に気づかないことも。アラームを鳴らすとうっかりを防ぐことができますし、気持ちを仕事モードに切り替えるきっかけになります。
もっと細かく時間を区切りたい方は、各作業にかかる時間ごとにタイマーをかけるのもおすすめです。例えば、メール返信10分間、資料作成2時間など。タイマーが鳴るまでの時間内で作業をこなさなくてはならず、緊張感が生まれてオンへの切り替えがしやすくなります。
そして、始業時間にアラームを鳴らすこととともに大事なのが、身だしなみを整えること。
リモート会議などがない場合にはパジャマや部屋着でそのまま仕事をすることもできますが、それではプライベートモードから抜け出しにくくなってしまいます。
アラームが鳴る時間に間に合うように、洗顔や歯磨きをし、ヘアスタイルを整えてメイク、着替えをすることで、よりオンへの切り替えがやすくなりますよ。
ランチ後もしっかり切り替えできるように!昼休みの過ごし方を変えてみる
リモートワーク中の昼休みの過ごし方は、休憩後のオンオフの切り替えに関わってきます。
ついだらだらと見続けてしまいがちなSNSやネットニュースなどを見たり、切り上げるのが難しいゲームをしたりするのはあまりおすすめできません。
リモートワークだと周りから見られているという緊張感がないため、始業時間になっても「もうちょっとだけ」とゲームやSNSを続けてしまうことに。昼休み後のオンオフの切り替えが難しくなってしまいます。
いつもSNSやゲームをして過ごしていて、昼休み後の切り替えが難しいという方は、昼休みの過ごし方を見直してみましょう。
昼休み中に見終わる短めの動画を見る、軽く散歩やストレッチ、筋トレなどで体を動かす、20分程度の仮眠をとるなどがおすすめですよ。
最後に
リモートワークは、自制心がないとオンオフを切り替えるのがなかなか難しいですよね。アラームをかけて始業時間を意識し、仕事の予定やそれにかかる時間を把握することで、オンオフの切り替えがしやすくなります。どうしてもオンオフの切り替えが難しいという方は、切り替えられない原因を分析して取り除くようにしてみてくださいね。