作り置きをする時に困るのが、どんな保存容器を使うか。
素材・密封性・耐熱性・デザインなど、選ぶと時の観点もさまざまです。
今回は素材という観点から、プラスチック・ガラス・ホーロー、それぞれの保存容器の特徴をご紹介します。
使いやすさ抜群!軽くて持ち運びしやすい!価格もお手頃なプラスチック
100円ショップなど、さまざまな場所で見かけるのが、プラスチック保存容器ですよね。
おうちにある方も多いのではないでしょうか。
特徴
- 価格が安め
- 軽い
- 種類が豊富
- 持ち歩きをしやすい
ガラスやホーローの保存容器に比べると、軽くて価格も安いのが魅力。
色やデザインも豊富なので、自分の好みのものを探しやすいですね。
また、落としても割れないので、おうちに小さなお子さんがいる方も安心して使えます。
おすすめの作り置き
- サラダ
- カットフルーツ
- ごはん
プラスチック保存容器は、におい移りや色移りがしやすい点、熱に弱い点から、野菜やフルーツなどカットした生ものを保存したい時に適しています。
また、余ったごはんを冷凍しておきたい時にも便利です。
おすすめのメーカー
プラスチック保存容器といえば、ジップロックで知られている、旭化成ホームプロダクツ。
おうちにすでにあるという方も多いのではないでしょうか。
ジップロック コンテナーバラエティアソートであれば、さまざまなサイズをまとめて購入できるので、おすすめですよ。
耐熱温度は-20℃から140℃なので、冷凍保存しておいた料理を電子レンジで温めて食べたい時に、ピッタリです。
食卓にそのまま出しても映える!お菓子作りにも最適!使用方法が豊富なガラス
作り置きをしても、お料理の色合いなど、見た目にもこだわりたいですよね。
そんな人におすすめなのが、ガラス保存容器。
実は、とても万能なんですよ。
特徴
- 中身が見えやすい
- 色やにおいが移りにくい
- 汚れが落ちやすい
- オーブン・グリル調理ができる
ガラス保存容器のメリットは中身が見えること。
食卓にそのまま並べてもオシャレで、見た目でも料理を楽しめますよ。
さらにオーブン・グリル調理に対応しているものも多く、保存だけでなく、調理器具としても使えますよ。
おすすめの作り置き
- キムチを使った料理
- カレー
- 焼き菓子
におい移り・色移りがしにくい点から、キムチやカレーなどの保存にとても向いています。
プリンやパウンドケーキなどのお菓子作りの型にもできますし、透明なのでそのままテーブルに出しても華やかでよいですよ。
おすすめのメーカー
ガラス保存容器でおすすめのメーカーは、AGCテクノグラス。
一番人気は、パック&レンジシリーズで、冷凍保存と電子レンジに対応しており、フタを外せばオーブンでも使用可能です。
フタが外しやすい仕様であり、冷凍の場合は水分のあるものは適さないため、汁気の多いもの以外のお料理の保存に使ってくださいね!
フタ以外は、食洗機にかけられるのも魅力ですよ。
じか火で調理できちゃう!おうちに1つあると便利なホーロー
ガラス保存容器と同じく、様々な使用方法があるホーロー保存容器。
デザインもシンプルなのがよいですよね。
おうちに1つあるだけでも、かなり重宝しますよ!
特徴
- 熱伝導率が高い
- じか火で調理できる
- 酸や塩分に強い
- におい移り・色移りがしにくい
ホーロー保存容器は、熱伝導率が高いので、温めが必要な料理に適しています。
オーブンやグリルだけでなく、じか火で調理もできるのが特徴です。
酸や塩分に強く、におい移りや色移りもしないということで、みそやぬか漬けなどの保存にもよく使われていますね。
おすすめの作り置き
- 漬物
- マリネ
- 煮物
- グラタン
酸に強いので、漬物やマリネのようなものを保存しやすいですよ。
また、煮物を作り置きしておけば、じか火で調理ができるので、火が均等に入った状態で食べられますよ。
電子レンジは使えないので、グラタンなどオーブン調理のお料理にもよいですね。
おすすめのメーカー
ホーロー保存容器でおすすめのメーカーは、80年以上の歴史をもつ野田琺瑯。
おすすめはホワイトシリーズのレクタングル深型です。
サイズはS・M・L・LLで4種類あり、フタはシールフタ、ホーローフタ、密封フタの3種類。
シールフタは中身が見えやすい、ホーローフタは熱に強い、密封フタは完全密封ができるという特徴があります。
シールフタ以外は、まるまるフタも容器もすべて食洗機で洗えるそうです。
自分に合った保存容器を選んで家事を楽しちゃおう!
今回は作り置きによく使われる、プラスチック保存容器、ガラス保存容器、ホーロー保存容器の3つの特徴をご紹介しました。
作り置きした料理を気軽に持ち運びがしたいなら、プラスチック保存容器。
キムチやカレーなど、においの強いものを作ることが多いなら、ガラス保存容器がよいですね。
また、火にかけて直接お料理したいなら、ホーロー保存容器があると便利ですよ。
作り置きを電子レンジで温めたいのか、下ごしらえまで作り置きをして、食べる時にオーブンやじか火で調理したいのかなど、作り置きをどのようにして食べるのかによって購入する保存容器は変わってくるかと思います。
迷ってしまう場合は、いきなりセット購入するのではなく、安いものを単品で購入して使ってみることで、自分のライフスタイルに合った保存容器を見つけるのがよいかもしれませんよ。
保存容器を上手に有効活用して、家事の負担を減らすことで、おうち時間が少しでも楽しくなるとよいですね!