テレビやネットなどで「開運日」について見聞きする機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。開運日とはどのような日なのか、どんな種類があるのか気になる方も多いでしょう。そこで今回は、開運日の意味や種類などについてご紹介します。開運日に行うとよいことも併せてご紹介するので、参考にしてくださいね。
開運日ってどんな日？開運日の種類をチェックしよう！
一般的に、六曜の「大安」の日は縁起が良いといわれていますよね。
結婚式などなにか大事なことを行う場合、「日取り（日柄）が良いか」を気にする方も多いのではないでしょうか。
開運日とは、六曜の大安と同じように暦の上で吉日とされている日。良く知られている開運日には
・天赦日（てんしゃにち）
・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
・寅の日（とらのひ）
・巳の日（みのひ）
などがあります。
これらの開運日はいくつか重なることもあり、重なるとさらに縁起が良いとされているんですよ。
近年、「開運日」についてテレビやネットなどで取り上げられる機会が増えています。記憶に新しいのは2023年1月6日ではないでしょうか。
この日は2つの開運日が重なる最強の吉日ということで、宝くじ売り場などに長蛇の列ができました。
なぜ開運日と呼ばれているの？開運日のそれぞれの意味をチェックしよう！
天赦日や一粒万倍日は、なぜ開運日と呼ばれているのでしょうか。それぞれの意味を見ていきましょう。
・天赦日（てんしゃにち、てんしゃび）
百神が天にのぼり、天が万物の罪を赦すといわれている日。年に5～6日しかない貴重な吉日で、日本の暦の上では「最高の吉日」とされています。
・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
「一粒の種籾から稲穂に成長し、万倍ものお米が穫れる」という意味。そのため、この日に始めたことはやがて大きな成果を上げると考えられています。
一粒万倍日は月に5回ほど、年に60回程度あります。
・寅の日（とらのひ）
虎は毛の色が黄金に近いことから、古くから金運の象徴と考えられてきました。また、古くから「千里行って千里帰る」動物だとされており、旅行に出かけるのに良い日という言い伝えもあります。
寅の日は月に2～3日程度あります。
・巳の日（みのひ）
巳とはヘビのことです。日本では古くから、ヘビは弁財天の使いだと考えられてきました。そのため金運や商売繁盛、長寿などにご利益があるといわれています。
巳の日は、寅の日と同じように月に2～3日です。
財布の新調や宝くじ購入は開運日に！ 開運日に行いたいことをチェック
それぞれの開運日にはどんなことを行うと良いのでしょうか。1つずつみていきましょう。
・天赦日：何事を行うのにも良い日だといわれています。特に、お金にまつわることや新しいことをはじめるのに向いているでしょう。
・一粒万倍日：新しいことを始めるのに良い日。結婚式、引っ越し、銀行口座を作る、財布を新調する、宝くじを買うなどにおすすめの日です。
おうち時間に新しく勉強を始めたり、オンラインの習い事を始めたりするのもよいでしょう。ただし、借金などネガティブなことを始めるのは良くないとされています。
・寅の日：お金にまつわることを行うの日良い日。旅立ちにも良いとされています。
・巳の日：お金にまつわることを行うのに良い日。財布を新調するのにも向いています。
一粒万倍日・天赦日が重なる日はいつ？2023年最強の開運日はこちら
年に5～6日しかない貴重な開運日である天赦日。2023年の天赦日はいつなのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。
2023年の天赦日は以下の通りです。
・1月6日
・3月21日
・6月5日
・8月4日
・8月18日
・10月17日
そして先ほども少しお話した通り、開運日が重なる日はさらにラッキーだと考えられているんですよ。
天赦日と一粒万倍日が重なる最強の開運日は以下の通りです。
・1月6日
・3月21日（寅の日と春分の日も重なります）
・8月4日（大安も重なります）
人生の大事な行事や財布の買い替え、宝くじ購入などを、最強の開運日に行うのも良いかもしれませんね。
特に3月21日は寅の日も重なるので、財布の新調や宝くじの購入などお金にまつわることを行うのに向いているといえるでしょう。
ちなみに財布の場合、開運日に購入しても良いですが、開運日以前に購入してしばらく寝かせておき、開運日から新しく使い始めるのも効果的のようですよ。
最後に
古くから縁起の良い日とされてきた開運日。お金にまつわることや何か新しいことを始める時にぜひチェックしてみてくださいね。あくまでも暦の上でのものなので科学的根拠はありませんが、気持ちが前向きになることで開運につながっていきそうですね。
