地震や台風などの災害は決して他人事ではなく、誰にとっても起こり得るため早めの対策を知っておきたいですよね。
今回は大切なペットの安全と健康を守る、必要な防災対策を詳しく解説。
地震や台風時にあると安心のペットの防災アイテムや日常のしつけポイントをさっそく押さえておきましょう。
ペットの防災対策。日常的にしておきたいこと
地震や台風などの災害時は、ペットがいつも以上に敏感になりフードを食べられなくなる、閉じこもって出てこなくなるなどの心配な変化が出やすくなります。
いつ何時でも起こり得るペットの防災対策では、
- 社会化トレーニングの習慣
- 見守りカメラの設置
- 家具や窓の固定
に気を配っておきましょう。
社会化トレーニングは環境が変わってもペットが順応できる訓練のことで、人間社会にある音やモノ、他の人との触れ合い、ケージの中で過ごすなどの変化に慣れさせる目的があります。
この訓練を習慣にしておくと災害時のペット同伴の避難や移動などもスムーズになります。
また地震や台風の影響が落ち着いても、トラウマになり元気をなくしてしまうことがあるため、随時様子をチェックできる見守りカメラの設置がおすすめです。
災害時はペットがケガをしてしまわないよう、家具や窓の固定なども徹底しておくことが安心ですよ。
災害時も安心!ペットの防災に準備しておきたいアイテム
災害時はライフラインが混乱し、ペットの健康と安全を守るアイテムの入手が難しくなってしまいます。
備えあれば憂いなし、災害時も安心のペットの防災に必要なアイテムは、
- 十分な量のフード、水
- トイレシート
- おむつ
- 機能が充実したキャリーケース
- 迷子札付き首輪
の5つ。
十分な量の水とフードは普段から常備しておくことで災害時でも不足を防ぐことができます。
トイレシートやおむつは、ペットがいつでも安心に排泄するために必要で、トイレ以外の場所でも排泄ができるよう、トレーニングを習慣にしておくと安心です。
さらに窓付き、トイレ一体型、ケージ機能などが備わったキャリーケースを準備しておくことも、避難がスムーズになりペットを落ち着かせることができます。
台風や地震の音、激しい揺れで窓やドアが開き、ペットがびっくりして逃げ出してしまうケースが少なくはありません。
このようなトラブル時にも迷子札付き首輪を使っておくと、保護されたり自身のペットかどうかの明確な判断がしやすくなるでしょう。
おわりに
ペットは自分の分身のように大切な存在なので、予測できない災害時の準備は万全にしておきたいですね。
大切なペットの健康と安全を守るトレーニングと役立つグッズの準備を進めていきましょう。